プール付き1000坪の家を捨てた日 その2

こんにちは(*´∀`*)

今日はお休みで
母のお買い物に付き合って
和裁道具を買いにきました〜

キャリアコンサルタントの
椎木実弥です(*´∀`*)


今日のタイトルは

プール付き

1000坪の家を捨てた日

その2



昨日の記事の続き

物やお金に振り回されてしんどい
他人とくらべてしんどい
そんなあなたに届けたい

。。。。。。。。。。。。。。。。

「死ねない事」に絶望した私は
「生きる事」を決めた

その為に
まずは感情を感じないように

何が起こっても

「事柄」に目を向け
「事柄」を「処理」して行った

例えばこうだ

ある休みの日
珍しく家に居た父が
また怒鳴っていた

内容はこうだ
「お父さんが浮気をするのは
お母さんが悪い」

これを数時間どなり続ける

その後、私をテーブルに座らせ
私に、「お母さんが悪いのがわかるな
何処が悪いか言ってみ、お父さんの今までの話を聞いてたらわかるはずだ」と、言われる


ここで、「答え」を用意する
感情なんていらない

事柄に目を向けて
万事塞翁が馬と
知った風な顔をして
父に少ししか怒られない
だろう答えを言う
怒られないという事はないので
そこはあきらめる
と、いう「処理」をする

こうやって
父に対しては「処理」をする

そうしてるうちに

私は孤独を感じるようになる

そして、父と父の周りの
お金や名声に群がる人達を
中学生の私は見下して居た

記憶が曖昧だが

学校でも、時折、友達はできたのだが
どれも長くは続かなかった

先生にも、父の事は伝えた
友達にも伝えた

それでも、皆、「お金持ち」
という「情報」から誰も「気持ち」をわかってはくれなかった


私はどんどん
心を動かさなくなっていった
そうする事で「自分」を守ったのだ

そんな毎日を送り

ある日、母と12歳の妹が眠る
部屋のドアを罵倒しながら
蹴り続ける父を見た
夜中だった


あくる朝
私は、母に家を出て欲しいと
頼み込んだ
これまでにもなんども出ては
連れ戻されの繰り返し

今回はそうはいかない

今回は戻らない絶対に

なんとか母を説得し


父に見つからないように
マークIIという車に
妹2人と私、そして母
各々、学校の制服と教科書
そして、何枚かの洋服や下着
毛布を詰め込んだ

今なら走行中に止められるだろう

バックミラーが見えないくらい
だった

その晩、普段なら帰ってこない父が
帰ってきた
神様を責めた

それでも私は
不安そうな母の背中を押し
父が寝静まるのを待って
家を出た

車のエンジンをかける音や
自動の駐車場のシャッターの音が
私の心臓を締め付けた

そして
とうとう脱出成功!!!


私達は飛び出しそうな
心臓を抑えながら
一時の安堵感に浸った



今日はここまでです

今日も最後までお読み頂き

ありがとうございました










キャリアコンサルタント,産業カウンセラーはB3curio椎木

キャリアコンサルタント・産業カウンセラー椎木実弥B3curio(ビースリーキュリオ)